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![短刀 銘 大和尻懸則長四十八作之/文保三年己未三月十日 尻懸則長[しっかけのりなが]作 / 1口 / 刃長22.9 内反 / 鎌倉時代・文保3年(1319) たんとうめいやまとしっかけのりながよんじゅうはちこれをつくるぶんぽさんねんき びさんがつとおか](../images/highlight/54.gif)
ボストン美術館には500口を超える刀剣があり、資料的価値の高い作品も多い。この短刀もそうした一口で、銘より大和・尻懸派の則長が、文保3年(1319)の48歳のときに制作したことが分かる。
![梨地秋草蒔絵合口 紫原寿良[しばはらとしよし]作 / 1口 / 総長44.3 / 江戸~明治時代・19世紀 なしじあきくさまきえのあいくち](../images/highlight/56.gif)
豪華な作風を示す拵[こしらえ](外装)で、鞘は梨地で秋草の蒔絵とし、金具は金無垢で、卓越した彫金技法によって秋草をあらわしている。明治時代には、こうした精緻な技巧を凝らした工芸作品が海外の人々を魅了した。



伝存例が少ない元禄小袖。伝統的な吉祥模様である松竹梅を大きな松葉・竹輪・梅唐草といった意匠で個性的に表わす。摺匹田[すりびった](型紙による鹿の子模様)を多用して吉祥文を中心とする王朝風の模様を表わしたデザインは、元禄期(1688~1704)の特徴である。



まるで刺繍を施したかのように絹糸のつやを生かし、のびのびとした絵画的な模様は、江戸時代中期における最高の技術を駆使して織られた唐織であることがうかがえる。まさに諸大名家が式楽である能に入れ込んだ江戸時代中期の特注品といえるであろう。










